相続の相談を受けていると、
「とりあえず平等に分ければ大丈夫ですよね?」
という言葉をよく耳にします。

けれど、障害のあるご家族が関わる相続では、
その“当たり前”が当たり前ではないことがあります。

今は問題がなくても、
10年後、20年後の生活はどうなるのか。
支援制度は継続できるのか。

「名義をどうするか」だけで判断すると、
かえって選択肢を狭めてしまうケースも少なくありません。

大切なのは、法律的に正しいかどうかだけでなく、
そのご家族の暮らしが、現実的に成り立つかどうか。

相続は、一度決めたら簡単にはやり直せないもの。

だからこそ、早い段階で専門家と一緒に整理する意味がある。
それが、後悔を減らす一番の近道だと感じています。