― 不動産営業と役満の共通点 ―

麻雀を打つ人なら、一度は思うはずです。

「いつか、緑一色をあがってみたい」

發、そして索子の特定の牌だけで構成される役満。
見た目も美しく、そして圧倒的にレア。

正直に言えば、
狙ってあがれる役ではありません。

それでも、なぜか頭の片隅に残り続ける。
そんな特別な存在です。


■ なぜ緑一色は特別なのか

緑一色は、ただ高得点なだけではありません。

・使える牌が限られている
・配牌の時点でほぼ勝負が決まる
・流れが噛み合わないと絶対に完成しない

つまりこれは、
**“偶然と必然が重なったときだけ現れる役”**です。


■ 仕事にも似ている「役満の瞬間」

不動産の仕事をしていると、
時折こんな瞬間があります。

・長期間動かなかった物件が、ある日突然決まる
・難しい条件が、絶妙なタイミングで噛み合う
・紹介が紹介を呼び、自然と契約に繋がる

どれも共通しているのは、

「積み重ねてきたものが、ある瞬間に一気に形になる」

ということです。

これはまさに、
ツモが噛み合って完成する役満と同じ感覚です。


■ 狙わないけど、準備はする

緑一色は、狙いすぎると失敗します。

無理に追いかければ、
手牌は崩れ、ただの安手で終わることも多い。

でも、

・索子が多い
・發が重なっている

そんな時にだけ、
「少しだけ意識する」

この距離感が大事です。

仕事も同じです。

常に全力で準備はする。
でも、無理に結果を取りにいかない。

流れが来たときに、
しっかり掴める状態でいること。

それが一番重要です。


■ だから面白い

緑一色は、なかなかあがれません。

もしかすると、一生あがれないかもしれない。

それでも、
頭のどこかでずっと思っている。

「いつか、あがりたい」

この“届きそうで届かない距離”が、
麻雀の面白さであり、
仕事の面白さでもあります。


■ 最後に

今日もまた、卓に座る。

發を引いたとき、
少しだけ心が動く。

「あるかもしれない」

その小さな期待を胸に、
一打一打を重ねていく。

そしていつか――

気づいたときには、
手の中がすべて緑に染まっている。

そんな瞬間を楽しみにしながら、
今日も前を向いていきたいと思います。